2011年2月4日(金)
今日は、奈良県建築士会の見学会で、
兵庫県加古川市 神戸製鋼加古川製鉄所
兵庫県赤穂市 住友大阪セメント赤穂工場
へ行ってきました。
普段、何気なく設計したり施工で使う鉄骨やセメントの製造過程を見るのは初めてなので、
テンション上がってました。
朝から、神戸製鋼の加古川製鉄所です。
まず、講習会場にて加古川製鉄所の生い立ちを説明して頂き、工場全体各所の役割を教えて頂きました。
そして、実際に工場内の厚板製造工程を見学しました。
神戸製鋼は、独自の特許技術ですばらしい製品を製造されておりますので、
写真撮影を許可して頂けなかったため、写真はホームページより頂きました。
本当に、大迫力の工場で、真っ赤になった鉄鋼が、大きなローラーに入り、
水圧で酸化鉄を吹き飛ばしながら、30cm程ある厚い鉄の固まりが薄く広くなっていきます。
出来ることなら、もう一度見に行きたいです。
っで、午後からは、赤穂市に移動し、住友大阪セメントに
右の二枚目の写真は、余熱装置という部分らしく、ここに原料となる
石灰石、粘土、珪石、鉄原料などを投入し、下から廃油や排タイヤなどを燃やして熱を加えていきます。
そして、3枚目の写真の上下の赤い部分の筒の中で余熱装置から送られてきた
原料をさらに加熱させながら、内部に入れてある鉄球と混ぜる事で砕いていきます。
そして、、、、、、(難しい部分を省略)完成!
いやー、工場見学は、小学校の時から大好きでしたが、
やっぱり面白いですね。
今日は、2件の工場見学に行きましたが、どちらの工場も
リサイクルや廃熱の再利用など、エネルギー効率を高める努力と
同時に環境に対する配慮が徹底されており、
日本の企業の優秀さがよくわかりました。
ボクも帰って、より効率のいい仕事ができるようにがんばります!!!