どの程度の建物が住まいができるか?
それは、住宅に求める内容により、大きく変化しますが、ある人は「広さ」であったり、また、ある人は「素材」であったりする事と思います。
広さや素材は確かに建築のボリュームを決定する大きな要因ではありますが、実際は土地の法規制などにより思い描く建物が実現できない場合も多々あります。
それが、よく言う建ぺい率、容積率などのことになります。
多くの方が、現状のお住まいと比較して、広さや敷地環境のみで土地の購入をお考えになられていると思いますが、できる事なら土地は我々(設計事務所)と未来の住まい方を一緒に考えながら選定されることをお進め致します。
大切なのは、「空間」として求めているものが実現できるのか?
「楽しい人生になるか」
ということだと思います。
ただ「広いだけ」では大は小を兼ねるどころか、その大きな「管理」する事の大変さに振り回されてしまうこととなるかもしれません。
また、小はにぎやかな集まる楽しさを失う結果になることも考えられます。
大切なのは、住まい方、生活に関する価値観です。
何に重きを置き、その結果、得るものとの比較をした上で、空間を創造する
それが、「建築」だからです。