Project No.001
Project No.001
設計編
施工編
07・プレゼン(その1)
今回は、プレゼンテーション(その1)として、図面へのアプローチをレポートします。
前回紹介しました、模型写真は、もちろんですが、今回は、図面をより分かりやすいものにする為に、
図面にいろいろと手を加えるプレゼンテーションを紹介します。
今回採用したプエゼンテーションは、マーカーと色鉛筆で図面の中に生活風景を描く事です。
今回の住宅コンペの応募は、私が確認できただけでも、約70組の設計者が提案を出します。
今までの傾向として、多くの設計者がCGを使って提案してきているので、
ここは、一回「アナログ作戦」でいってみようと思いました。
やり方は、意外と簡単です。(やるのは難しいですよ!慣れがいります。)
まず、図面とトレーシングペーパーを用意し、細いマジックで躯体の線など
必要な線を写し取ります。
そのあと、そこに家具や人を書いたり、写し取って、
それをプレゼン用の髪にコピーして、
それにマーカーや色鉛筆で描き込んでいくという手順です。
ここで、注意したいのは、空間のイメージや図面に色をのせると、
打合せの時などは住まい手のイメージや色のはなしで、重要な空間の話が進みにくい事がよくあります。
また、今回のようにコンペで色を使うと、設計者と住まい手の色などに関する相性などで
選ばれてしまう事が考えられるという事です。
本当に大切な建物や空間のイメージは、模型で補いが出来るので、
今回は、「アナログ作戦」実行です。
次回は、 08・ プレゼン(その2) です。
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
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