07・ご要望をもとに間取りを考えます
Complete No.007
耐震診断編
耐震補強設計編
耐震改修工事編
前回の耐震診断報告書のあと、やはり非常に厳しい耐震強度であったことから、要望を含め、
耐震改修となる補強と最小限の増築を考えます。
まず、耐震補強を行う場合は、今ある壁を強くする事が先決です。
どの部分が弱いから、どこを強くするかを考えます。
右の図を見て下さい。この住宅の場合、ここでいう左右の方向に対する力に弱いので、
左右に対する耐力が増えるように補強を考えます。(一般的に建物の幅の狭い方の耐力が不足する事が多い)
既存の図から、増築を含めた図を見比べると、その違いがはっきりすると思います。
この住宅の場合は、増築を兼ねているので、壁(耐力壁)を新設できますが、
耐震改修のみの場合は現在ある壁を強くする事からはじめて、足りない場合には、窓などになっている
部分を壁にして補強をする方針で進めます。
次回は、耐震補強設計編の 08・ 間取りのプレゼンをしました です。
建物概要 木造2階建て
屋根:淡路瓦桟葺き
外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、
ベルアート、キャニオンローラー仕上げ
内部:フロアー 吉野桧、吉野杉
壁 クロス仕上げ
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
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Complete No.007 奈良県 生駒市 S邸 「木、香るフクロウの家」
・耐震診断 耐震改修 設計/施工 ナチュラルモダン 無垢材 吉野杉 吉野桧 淡路瓦
特徴:吉野杉、吉野桧をふんだんに用いた住まい。新築のようであるが、実は耐震改修
を行ったリフォーム物件! 平成20年度生駒市耐震改修事例集.pdf 掲載」