15・さあ!着工です!
Complete No.007
耐震診断編
耐震補強設計編
耐震改修工事編
さあ、着工です。ボクとしては、設計段階からずっと関わって来ているので、
やっと、着工だ!という思いがします。
なんといっても、ボクの妻の両親の家であるということもあり、
各職方さんを極力使わずに、セルフ解体の予定なんで、みんな、けがの無いように祈願します。
今までお世話になった建具や畳、不要な家具や住宅設備類を順序よく取り外していきます。
なんか、壊し始めるとあっという間の様な、かわいそうな複雑な気持ちがしました。
右に、各部屋の解体前の写真を載せておきますので、覚えておいてくださいね。
この部屋達も、劇的に変わっていきますので。
次回は、耐震改修工事編の 16・ まずは、足場を架け屋根の解体です
建物概要 木造2階建て
屋根:淡路瓦桟葺き
外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、
ベルアート、キャニオンローラー仕上げ
内部:フロアー 吉野桧、吉野杉
壁 クロス仕上げ
2階西側和室
この左の写真は非常にくらいですが、いつもこんな明るさなんです。窓が小さい事と、部屋の仕上げの色が濃い事が部屋を暗くしてしまっているのです。
1階キッチン
建築当初からのキッチンで、30年前の事を思うと非常にきれいに使用されています。しかし、幅が狭いので、成長した娘と一緒に料理を楽しむ余裕はなさそうです。
2階西側和室
家族全員の衣装を置くスペース。
これは、改修後も必ず必要との事で、今度は扉や仕切を設けて、より使いやすくします。
階段
これは、初めてボクが訪れた時から気になっていた部分で、かなり急勾配の階段でした。ご両親の老後の事を思うと、緩めの勾配に架け替えたい。
1階浴室
今の浴室の大きさと比べると、やはり狭いですね。あと、在来工法のタイルの浴室なので、シロアリの食害や腐朽が気になります。
1階東側和室
ここが、S邸の居間でした。家族の団らんはこの掘りごたつで行われていました。この生活スタイルはなかなか良くて、居心地がいいので、改修後も掘りごたつは必修です!
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
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Complete No.007 奈良県 生駒市 S邸 「木、香るフクロウの家」
・耐震診断 耐震改修 設計/施工 ナチュラルモダン 無垢材 吉野杉 吉野桧 淡路瓦
特徴:吉野杉、吉野桧をふんだんに用いた住まい。新築のようであるが、実は耐震改修
を行ったリフォーム物件! 平成20年度生駒市耐震改修事例集.pdf 掲載」