19・増築部分を施工

Complete No.007

耐震診断編

耐震補強設計編

耐震改修工事編

今日からは、増築部分の基礎工事になります。


増築工事における基礎工事で大切なのは、既存の基礎とのつながりです。


地震や台風などの外からの力を建物が一体として抵抗できるようにする必要があります。


今回のこの工事の最重要ポイントは、基礎のベースをつくる下地の転圧(付き固め)です。


鉄筋などももちろん大切ですが、増築部分との建物の亀裂などの大きな要素は、


転圧不足による不動沈下です。


今回も部分的な増築ですので、ここはしっかりと施工しました。

建物概要  木造2階建て

        屋根:淡路瓦桟葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        ベルアート、キャニオンローラー仕上げ

        内部:フロアー 吉野桧、吉野杉

            壁     クロス仕上げ

増築部分基礎工事

既存の基礎が無筋コンクリートの布基礎なので、増築部分は鉄筋を入れた鉄筋コンクリートの布基礎としました。

基礎の立ち上がり部分の施工風景


ここでの工事では、基礎のほぼ中心に鉄筋が施工される事が大切です。基礎の鉄筋がさびるのを防ぐため、コンクリートの厚さを確保する為です。よく、コンクリートの中性化といいますが、鉄筋が錆びる原因になるので、大切です。

バッチリ真ん中!

基礎工事は、基本的に押さえるべきポイントが多く、機材や道具など、施工する量が少なくても、


多い時とさほど変わらないくらい必要になるという事と、


工程的にできる範囲が決まってくるので、割高になりやすい工事です。


特に、基礎工事の経験の無い大工さんと施工する場合などは、チェックもたくさん必要となり、大変です。


ボクたちは、自分たちで施工できるので、今回のように、既存部分に仕事がたくさんあると、


ある意味コストダウンにはつながります。


たまたま、ボクたちは、自分たちで施工してしまいますが、


一般的には基礎屋さんにお願いする事が多いでしょう。



次回は、 20・ 基礎内部にコンクリートを打設  です。

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Complete No.007 奈良県 生駒市 S邸 「木、香るフクロウの家」


・耐震診断 耐震改修 設計/施工 ナチュラルモダン 無垢材 吉野杉 吉野桧 淡路瓦


特徴:吉野杉、吉野桧をふんだんに用いた住まい。新築のようであるが、実は耐震改修

    を行ったリフォーム物件!  平成20年度生駒市耐震改修事例集.pdf 掲載」