20・基礎内部にコンクリートを打設
Complete No.007
耐震診断編
耐震補強設計編
耐震改修工事編
今回は、増築の基礎ができたところで、基礎内部の防湿コンクリートの打設です。
右の写真では、コンクリートの打設前の下準備として、防湿シートを敷いています。
床下の湿気の多い環境はシロアリにとって良い環境であるため、床下に湿気の多い住まいは
シロアリから狙われやすいと言えると思います。
現在の新築住宅では、多くの場合に「ベタ基礎」と呼ばれる基礎が用いられています。
ベタ基礎の場合は、今回と同様に防湿シートを敷くので、蟻害(シロアリの害)にあう可能性が
かなり低くなってきています。
それらの新築と同様に今回は防湿コンクリートを打設する事にしました。
建物概要 木造2階建て
屋根:淡路瓦桟葺き
外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、
ベルアート、キャニオンローラー仕上げ
内部:フロアー 吉野桧、吉野杉
壁 クロス仕上げ
基礎の内部に防湿シートを敷きます
上の写真は基礎の内部に防湿シートを敷いたものです。蟻害(シロアリ)の原因となる土からの距離を減らす事と、土からの湿気が床下に上がってこないようにる為の工事です。
これを行うことで、床下の湿気の環境を改善する事ができ、蟻害(シロアリ)にあう機会も減ると思われます。
コンクリート打設後写真
コンクリートを打設後、左官の木コテで水平に押さえていきます。
その後、金コテに持ち替えて、また水平に押さえていきます。
掘りごたつスペース
ボクは左官屋さんではありませんが、こういう作業は大好きなんで、大工の棟梁である父と二人でこういう作業も
すべてこなしてしまいます。
実際に仕上がった後では、左官屋さんの出来映えとの差に
「がっくり!!」 しますが、そこは、床下。見えるわけではないので、
コスト重視で行かせてもらいました。
次回は、 21・ 川上サプリに吉野杉・吉野桧を見に行きました です。
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
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Complete No.007 奈良県 生駒市 S邸 「木、香るフクロウの家」
・耐震診断 耐震改修 設計/施工 ナチュラルモダン 無垢材 吉野杉 吉野桧 淡路瓦
特徴:吉野杉、吉野桧をふんだんに用いた住まい。新築のようであるが、実は耐震改修
を行ったリフォーム物件! 平成20年度生駒市耐震改修事例集.pdf 掲載」