Complete No.004

土地探し編

設計編

施工編

21・地縄張り・地盤調査

今回は、地鎮祭に引き続き、地縄張りと地盤調査についてレポートします。


地鎮祭の後に、引き続きで地縄張りを行ないました。


地縄張りとは、建物の外周部などを実際の土地にひもや線で描き、建物と敷地の関係を


目に見える形で表示するものです。


いつも、設計時に1回行ってますが、住まい手さんに見て頂くのは、今回がはじめてです。


地縄張りを行なうボクたちですら、建物が意外に小さく感じますので、


住まい手さんは間違いなく


「あれっ!?なんか小さいね!」


と思う事でしょう。


しかし、それは、毎回やっている私たちでも感じる事なので、


そのあたりをしっかりと説明していきます。


そして、その後にはお昼から地盤調査があります。


今回は、 今回の住まいは木造なので、建物重量は比較的軽いため、


地盤調査としてスウェーデン式サウンディング試験を行ないました。


この結果で、敷地の地盤の強弱が分かります。


(現在では、設計段階で行なっています。土地探しを行なう場合は、

 出来る限り、購入前に調査できるよう、地主さんにお願いしています。)


試験の結果、南側に向かって地山が傾斜している事が分かりました。


しかし、埋め戻しの状態での地盤に木造住宅を支える耐力がある事がわかったので、


傾斜と不同沈下の可能性を考慮した結果、ベタ基礎で通常通り建築できることが分かりました。


ここの敷地のように、大規模な造成工事が行なわれた地域では、地山の状態を把握する事が


かなり重要となります。


建物は、地盤で傾斜が出てしまうと、会社を集成するには多額の費用がかかりますので、


設計時からそれらの検討は大切です。




次回は、 22・ 擁壁工事   です。

地縄張りの風景

敷地に白いひもで建物の外形を描き出し、敷地との位置関係を示します。建物が意外に小さく感じるので、住まい手さんが心配しないようにきっちりと説明させてもらいます。

スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)

左図:従来からあるSS試験、右図:現在は機会で行なう事が多い

スウェーデン式サウンディング試験は、先端にスクリューのついたロッドを100kgの加重で敷地に貫入させる試験で、そのロッドの半回転数と土の性質より地盤の強度を簡易に測定する試験。

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

建物概要  木造2階建て

        屋根:スレート葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        圭砂入パレットくし引き仕上げ

        内部:フロアー ジュエリアート

            壁     クロス仕上げ

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Complete No.004 京都府 木津川市 N邸 「時節、うつろう家」


・土地探し 新築 設計/施工 有機的 スタイリッシュモダン 外壁左官くし引き


特徴:この住宅の最大の売りはなんと言っても外壁!!季節ごとの日々の移ろいと時間

    の経過を楽しめる左官によるくし引き仕上げ!最高です!