Complete No.004

土地探し編

設計編

施工編

23・基礎工事

今回は、基礎工事に関してレポート致します。


基礎工事は、住まいの中では非常に重要な工事です。


工事自体は、非常に単純な工事なので、特に難しい事はありませんが、


住まいを支える重要な部分ですので、きっちりとつくっていきます。


基礎工事で工事監理を行なう場合に、注意するポイントは、


・コンクリートの品質

・コンクリートの厚さ

・鉄筋の組み方

・鉄筋と型枠の空き寸法(かぶり厚)


です。もちろん、この工程の前の土工事で行なう転圧は本当に大切な工程ですが、


今回は、基礎工事の部分なので、基礎について記載していきます。


まず、コンクリートの品質です。


コンクリートは、生ものですので(生コンクリートと呼ぶでしょう!)、品質監理はかかせません。


強度だけでなく、季節に応じて、運搬時間や打設時間も監理が必要となります。


また、コンクリートの厚さですが、


基礎の底盤は床スラブと同様に厚さで建物を支えますので、その厚さのチェックも必要です。


さらに、鉄筋の組み方では、立ち上がり部分の加工鉄筋とベース鉄筋との繋ぎ合わせや


角になったり、鉄筋が途切れる部分の補強筋の施工状況も確認が必要です。


また、鉄筋と型枠の空き寸法(かぶり厚)は、鉄筋コンクリートの耐久性を確保するためには、


重要な項目ですので、十分に時間をかけて確認をしました。




次回は、 24・ 上棟式  です。

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

基礎の外枠を決めた段階。この後に、基礎の内部の鉄筋を施工していきます。土間のコンクリートは、外に向かって大きな力でパネルを押すので、鋼管を使って支えています。

基礎鉄筋を施工した写真です。鉄筋の下に見えるのが、防水シートです。基礎の下から建物に上がってくる湿気を遮断する為に用います。鉄筋の天端に黄色い糸が見えますが、これは水糸(みずいと)です。鉄筋の中心線を示すために用います。

「ビシッと鉄筋のラインが通り、精度の高い施工がされている事がよくわかります。

水糸

建物概要  木造2階建て

        屋根:スレート葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        圭砂入パレットくし引き仕上げ

        内部:フロアー ジュエリアート

            壁     クロス仕上げ

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Complete No.004 京都府 木津川市 N邸 「時節、うつろう家」


・土地探し 新築 設計/施工 有機的 スタイリッシュモダン 外壁左官くし引き


特徴:この住宅の最大の売りはなんと言っても外壁!!季節ごとの日々の移ろいと時間

    の経過を楽しめる左官によるくし引き仕上げ!最高です!