Complete No.017
建物概要 木造2階建て
屋根:いぶし瓦土葺き
外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、
スキン吹き付けクリア仕上げ
内部:フロアー ライブナチュラル
壁 クロス仕上げ
耐震診断編
耐震補強設計編
耐震改修工事編
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
08・ 耐震改修案の提案をしました
今回は、 耐震改修案の提案をしました をレポートします。
今回は、住まい手さんに会って直接耐震改修案を提案します。
前回にレポートした耐震改修設計の耐震補強計算書を基に、データを平面図に記入したものを
作成し、どこをどう工事するのかをわかりやすく説明します。
特に、今回の耐震改修計画では、建物のバランスを整える事やリフォームのご希望があった部分を
どのようにしていくかを提案しました。
今回の耐震改修計画の主な補強計画は、内部からの補強で、外壁は極力工事を行なわずに、
内部の床・壁・天井を解体し、筋交いと構造用合板で補強を行なう計画としました。
この工法を選択した理由として、外壁の劣化具合が少なく、非常にきれいな状態である事、
そして、生駒市は非常に寒いので、断熱性能を次世代省エネ基準に準ずる程度までアップしたい
事などがあります。耐震改修を行なうという事は、リフォームを構造に至るまで行うことを意味するので、
この機会に、様々な性能を向上させる事が目的です。
また、リフォームの内容として、浴室の構造の腰下がコンクリートブロックでできている場合、
大きな地震でコンクリートブロックが転倒してしまうので、システムバスルームに変更する提案をしています。
その理由や変更後のシステムバスルームの使い勝手や清掃性の良さなどをご理解頂きました。
上記のような内容を、ゆっくりとご説明させて頂き、この提案を進めていくようであれば、
見積りや詳細を詰めていくことになります。
そして、おおむねこの補強内容で進めてほしいとの解答を頂きました。
次回は、 09・ とりあえずトイレだけキレイに です。
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Complete No.017 奈良県 生駒市 A邸
・耐震診断 耐震改修 設計/施工 次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン
特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら
次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。