Complete No.017

建物概要  木造2階建て

        屋根:いぶし瓦土葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        スキン吹き付けクリア仕上げ

        内部:フロアー ライブナチュラル

            壁     クロス仕上げ

耐震診断編

耐震補強設計編

耐震改修工事編

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

21・ 耐震補強工事(1)

今回は、 耐震補強工事(1) をレポートします。


今回は、耐震補強工事の工事監理での注意点や重点的に見ている部分などを見ていきましょう。


耐震補強工事では、解体後に耐震補強設計の通りに筋交や構造用合板を施工できるかどうか、


1ヵ所ずつ確認していきます。


特に、筋交が入る方向と金物との取合いは非常に悩む事が多いです。


ここからは、耐震補強部分の1ヵ所の写真を見ながら耐震補強の工事監理を見ていきます。

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トップ住宅・建築WORKSComplete No.017 奈良県生駒市A邸>Complete No.017-21・耐震補強工事(1)

Complete No.017 奈良県 生駒市 A邸


・耐震診断 耐震改修 設計/施工  次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン


特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら

    次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。

耐震補強No.7 右上の柱頭及び筋交端部

・柱と横架材をビックコーナーで補強している。

・筋交端部が柱施工金物で固定されている。

ビックコーナー

横架材(梁)

横架材(梁)

筋交(45×90)

柱施工金物

耐震補強No.7 左上の柱頭部

・柱の間隔が1間だったので、半間になる様に桧の柱を施工している

・柱と横架材をビックコーナーで補強している。

柱(新設)

ビックコーナー

横架材(梁)

横架材(梁)

横架材(梁)

耐震補強No.7 の全景

・補強プレートに筋交の向きや筋交以外の金物の設置数などを記載している。

耐震補強No.7 左下の柱脚部

・柱と土台がビックコーナーで固定されている。

・土台と基礎を固定するアンカーボルトが見える

ビックコーナー

土台

アンカーボルト

基礎

耐震補強No.7 右下の柱脚と筋交端部

・柱と土台がビックコーナーで固定されている。(筋交の後ろなので写っていませんが、、、)

・筋交端部がジャステンプレートで固定されている。

柱(新設)

筋交(45×90)

筋交(45×90)

ジャステンプレート

基礎

耐震補強の金物は、建築基準法等の法令で、補強内容と補強部位によって決められた強度の物を


施工する事が理想ですが、リフォーム工事である場合はなかなか設計通りに設置できない事が多いので、


耐震改修の計画案の段階で、接合部の耐力を弱い目に設計しています。


そして、施工状況を見ながら、理想の通りに設置できる場合は設置していく様にしています。


この考え方は、耐震補強の壁の強度を低めに算定しておき、実際に施工時には理想通りに補強できる


部分も出てきますので、補強計算のやり直しで強度不足のリスクを回避し、


耐震補強設計時よりも強くなる方向への動きなので、安全側の考え方となります。



次は、 22・ 耐震補強工事(2)  です。