Complete No.017

建物概要  木造2階建て

        屋根:いぶし瓦土葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        スキン吹き付けクリア仕上げ

        内部:フロアー ライブナチュラル

            壁     クロス仕上げ

耐震診断編

耐震補強設計編

耐震改修工事編

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

04・ 耐震診断報告書が出来ました

今回は、耐震診断報告書ができました をレポートします。


今回の耐震診断結果報告書の結果を簡単に解説します。


耐震診断では、主に住宅の一枚一枚の壁の強さを見ていく事で地震に対する抵抗力を


計算していきます。


ここで大切なのは、建物の重さが「非常に重い」という評価になっている(屋根が土葺き瓦屋根)


ので、耐力壁の配置バランスに敏感であるということです。


比較的重量の軽い住宅は、耐力壁のバランスが多少悪くても大きな低減はありませんが、


今回の様に屋根が土葺きの瓦屋根の場合は、気をつけて下さい。


また、浴室などに劣化が見られた事から、劣化度による低減も算定され、


全体の上部構造評点(耐震強さ)は、


2階 X方向  0.40

2階 Y方向  0.30

1階 X方向  0.28

1階 Y方向  0.31


でした。


上部構造評点(耐震強さ)は、現行の建築基準法では、1.0以上でないと新築では建築できないので、


耐震改修を計画する場合も基本的には1階及び2階が1.0以上となる事が望ましいです。


しかし、耐震改修費用も多分にかかるという事もあり、


生駒市では、ここの評価が0.7未満であった場合は、耐震診断の数値から


0.3以上向上し、かつ、0.7以上とすることができる耐震改修をする場合は、


耐震改修補助金が出ます。


結果は、予想通り、厳しい結果となりましたが、説明するとどういう反応が返ってくるか、


ショックを受けられるのではないかと思います。


っといっても、ほとんどの住宅がこのくらいの数値ですので、特別悪いわけでは無いのですが、


いつも説明の仕方を考えますね!



次回は、 05・ 耐震診断報告書を説明に行きました     です。

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トップ住宅・建築WORKSComplete No.017 奈良県生駒市A邸>Complete No.017-04・報告書が出来ました

Complete No.017 奈良県 生駒市 A邸


・耐震診断 耐震改修 設計/施工  次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン


特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら

    次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。

住宅の耐力壁の配置バランスが悪い場合、ここの数値が低減する。

ここの数値が住宅の耐震強さを表す。