Complete No.017
建物概要 木造2階建て
屋根:いぶし瓦土葺き
外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、
スキン吹き付けクリア仕上げ
内部:フロアー ライブナチュラル
壁 クロス仕上げ
耐震診断編
耐震補強設計編
耐震改修工事編
住まいの設計は 一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory 〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203 URL : http://www.hirano-s-a-labo.com e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com
20・ LDKの解体工事
今回は、 LDKの解体工事 をレポートします。
解体工事は、LDK部分で最後となります。
LDK部分は、解体の中では木造部分だけになるので、比較的作業は進みやすい部分です。
解体工事は、まず、天井や壁に設置されている設備を外す事からはじまります。
設備がすべて取り除けたら、まず天井を解体します。そして、壁、床と順番に解体していきます。
今回のLDK工事で通常と異なるのは、
既存のキッチンを仮設キッチンとして利用しながら工事を進める点です。
工事中は、邪魔にならないところにキッチンを置いておき、工事が終了して、掃除が完了すると、
キッチンを仮設で使用できる様にセットしてから帰る事で、
住まい手さんは、朝食と夕食はキッチンを利用して頂く事ができる様になります。
もちろん、調理器具や皿などは段ボールに詰めて頂いているので、限られた調理器具や皿を用いての
調理にはなりますが、すこしでも住まい手さんの負担が軽くなればと思い、
キッチンを入れ替える場合には、よくこの方法を用います。
なぜなら、システムキッチンは、発注から納品まで約2週間程度かかり、
耐震補強工事にも多くの時間がかかるからです。
次は、 21・ 耐震補強工事(1) です。
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Complete No.017 奈良県 生駒市 A邸
・耐震診断 耐震改修 設計/施工 次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン
特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら
次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。
解体工事を控え、家具類を移動している最中の台所の写真。
冷蔵庫を移動する準備の為、冷蔵庫内の物が廻りに置かれている。
解体工事中。解体工事では、天井→壁→床の順で解体する。
写真は、解体に先立ち、コンセントや照明器具などの設備を外しているところ。
照明器具を外してしまうため、作業灯を付けるまでは暗いです。作業灯は天井が撤去された段階で設置します。
神棚の神様もしばらくの間、和室に移動して頂きました。
新しい神棚をプレゼントさせて頂きますので、しばらくお許しください。
リビング側からダイニング側を見ている写真です。
写真に写っている垂れ壁を撤去して、LDKをワンルームにできる様に設計しています。
この部分が、垂れ壁と呼ばれる部分です。リビングとダイニングをほぼ一体として使用されていますので、垂れ壁は無い方がすっきりとすると思い、提案させて頂きました。
解体で建具にキズがつかない様に裏返しにしています。和室側が見えていますが、コチラは最後に張り替えますのでご心配なく!