Complete No.017

建物概要  木造2階建て

        屋根:いぶし瓦土葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        スキン吹き付けクリア仕上げ

        内部:フロアー ライブナチュラル

            壁     クロス仕上げ

耐震診断編

耐震補強設計編

耐震改修工事編

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

24・ 外部工事

今回は、 外部工事 についてレポートします。


今回は、外部工事として、アルミサッシの交換工事と駐車場の増設についてレポートします。


まず、アルミサッシの交換工事について、レポートします。


窓や玄関、勝手口などの交換は、内部と外部の工事が同時に発生する為、


通常は、今回の様にある程度大規模にリフォームを行なう時が工事のタイミングであると思います。


特に、交換で注意したいのは、外部の防水機能の保全です。


アルミサッシを取り付ける際は外壁下地材の外側からアルミサッシを取り付けるため、


防水テープと防水紙及び、モルタル外壁のカットした部分との取合いでの止水工事が重要です。


私たちでは、防水紙施工後に防水紙とモルタルカット部分との取り合いにコーキング処理を


必ずする様にしています。さらに、左官工事完了後にも塗装工事前にアルミサッシの周囲に


コーキング処理を行なう様にしています。


また、アルミサッシの交換工事は、現在(平成23年12月末まで)は、住宅エコポイントの対象工事と


なりますので、住宅エコポイント対象になる為の断熱等級などには十分にご注意ください。




次に、駐車場の増設工事です。


今回の駐車場増設工事は、既存の駐車所の奥に増設する事になりますので、


まず、重機を使って、その部分の土を撤去しました。


写真の左側に基礎の底盤が見えていますが、その底盤が住宅を支えているので、


その底盤よりも深く掘る事はよくないので、深さの基準をそこに設定しました。


そして、隣地との境界と奥の土留めにコンクリートブロックを積みました。


コンクリートブロックが固まると、土間コンクリートを打設します。


右の写真は土間コンクリートの打設前の写真です。


駐車場となるので、車の重量で土間コンクリートが割れない様に


メッシュ鉄筋を敷いています。


そして、生コン車が到着すると打設工事開始です。


一輪車で生コンクリートを運びながら、左官屋さんが水平に均していきます。


朝から打設工事をしていますが、最初はドロドロした生コンクリートも、


昼過ぎには硬化が進み、踏み板を載せれば歩く事が出来る様になります。


その状態で左官屋さんがキレイにコテで水平に押さえてくれます。


本当に職人さんはスゴイですね。


ウデがあるという事は、本当に大切な事だと思いました。


夕方までに金コテ押さえをして、水分が一気に蒸発しない様にシートで養生して、


本日の作業は終了です。


お願いだから、ネコさん上を歩かないでネ!




次回は、  25・ 屋根漆喰補修工事  です。

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・耐震診断 耐震改修 設計/施工  次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン


特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら

    次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。

←コーキング処理

←基礎の底盤が見えている。この建物の基礎は布基礎といい、逆T字型をしている。

土間コンクリート打設写真。土間をコテ押さえしているのは左官屋さんの安田さん。お付き合いは実に40年近くになります。超ベテランの左官屋さん。

安田さん

踏み板の上でコテ押さえの作業中!