Complete No.017

建物概要  木造2階建て

        屋根:いぶし瓦土葺き

        外壁:ラスモルタル刷毛引きの上、

        スキン吹き付けクリア仕上げ

        内部:フロアー ライブナチュラル

            壁     クロス仕上げ

耐震診断編

耐震補強設計編

耐震改修工事編

住まいの設計は   一級建築士事務所 Hirano S-A Laboratory   〒630-0243 奈良県生駒市俵口町950-1-203  URL : http://www.hirano-s-a-labo.com   e-mail : tomohisa@hirano-s-a-labo.com

19・ 和室の聚落壁

今回は、 和室の聚落壁 の工事についてレポートします。


和室の聚落壁の塗り直し工事の工程を簡単に説明しますと、


1、既存の聚落壁を剥離材でふやかして落とします。


2、下地の調整の為に一度、石膏系の下塗り材で下塗りをします。


  右の写真の様にカビが発生している事も多いので、カビが発生している場合は、


  下地を塗り直す必要があるため、通常の工期よりも手間がかかる分、時間とお金が若干増えます。


3、下地の硬化具合を見て仕上げの聚落壁を塗ります。


  今回はラスボード下地だったので、下塗りの工程は1回で済みましたが、


  下地が土壁の場合は、下地の状態によって数回の下塗りが必要となる場合がありますので、


  ご注意ください。(既存の聚落をめくってから追加工事が発生する可能性もあります。)



今回の住宅の様に、カビが発生する主な原因は、湿度です。


住まいの換気状況がよくないとカビの発生する湿気が室内に溜まった状態になるので、


施工中はもちろん、施工後も、工事によって塗られた聚落自体の水分を完全に乾燥させることが大切です。


ですから、施工後も、しばらくはできる限り換気を行なって頂きました。



次回は、 20・ LDKの解体工事 です。

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トップ住宅・建築WORKSComplete No.017 奈良県生駒市A邸>Complete No.017-19・和室の聚落壁

Complete No.017 奈良県 生駒市 A邸


・耐震診断 耐震改修 設計/施工  次世代省エネ基準級断熱 家具デザイン


特徴:耐震診断から耐震改修までご依頼頂いたお住まい。リフォームでありながら

    次世代省エネ基準級の高断熱設計をさせて頂き、食器棚もデザインしました。

和室の縁側の外壁側。和室で就寝される場合は、換気を十分に行なって頂かないと、カビが生える原因になります。また、横にリビングやキチンがあり、火を使う暖房を利用される場合も、燃料が燃えた際に出る水分がカビの原因になりますのでご注意ください。

模様の様に見える物がカビのコロニー

これが剥離材です。

これを左官で塗り付けてコテで削り取ります。